米国南部ジョージア州のWolf Mountain Vineyards and Wineryへ行ってきました。
アトランタから100キロほど北上したダロネガ(Dahlonega)という町にあります。
ワイナリー自身も高台にあるのですが、駐車場に車を止めて、テイスティングルームやレストランへは、さらに急な階段を登ります。
そんなわけで、テイスティングルームからもレストランからも、アパラチア山脈の絶景が楽しめます。
このワイナリーの仕掛け人は、カール・ボグナー(Karl Boegner)。彼は、ジョージア州東部ブラゼルトン(Braselton)にあるシャトー・エラン(Chateau Elan)という巨大ワイナリーリゾートを立ち上げたホスピタリティ業界の大物で、フロリダのディズニーランドの創業にも関わっています。
1999に開設されたこのワイナリーに最初にぶどうが植えられたのが2000年、2001年が最初のヴィンテージで、販売開始が2003年だそうです。
ワインは国際品種中心で、オーソドックスなワインが楽しめます。この辺りは「ジョージア州のナパ」とも呼ばれていおり、彼らもカリフォルニアのワイン銘醸地として有名なナパヴァレーを意識したワイン作りを行っているようです。
テイスティングは、テイスティングルーム、ウッドデッキ、ファイヤーピットの3ヶ所で楽しめます。ウッドデッキは見晴らしが最高ですが、この日は少し気温が低かったので、ファイヤーピットの周りに多くの人が集まっていました。
テイスティングルームの一つ上の階が、レストランになっていて、日曜日であるこの日は、サンデーブランチをやっていました。
テイスティングルームもレストランもとても巨大で、結婚式も出来るそうです。Karl Boegnerらしい、大型ワイナリーです。友人や家族で行って、食事や景色を楽しみながら、ワインと会話を楽しむには最高の環境です。
ジョージア州には2つのAVA(American Viticultural Area)がありますが、このワイナリーはそのうちの一つ、Dahlonega Plateau AVAに位置しています。
Comments