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GWEワイン講師が選んだ おすすめ赤ワイン 20選 <新世界編>

更新日:2024年10月27日



老化を防ぎ、脂肪燃焼を促す赤ワイン

赤ワインには、レスベラトロールが多く含まれていて、老化を防いだり、脂肪燃焼を促したりします。毎日の食事に合わせて、気楽に楽しめると良いですね。でも、なかなか好みのものを選ぶのは難しいと感じる方も多いのではないでしょうか?


お求めやすい3,000円クラスを厳選

そこで、グローバルワインエデュケーション(GWE)のワイン講師のみなさんに、お求めやすい3,000円前後で、比較的容易に入手できる赤ワインを選んでもらいました。


前回は、旧世界のワインをご紹介しましたが、今回は新世界と日本のワインをご紹介します。


どちらかというとテロワールや伝統を重視する傾向の強い旧世界のワインに比べて、新世界のワインは、ワインメーカーの個性や革新性を重視した面白いものが多いです。天候にも恵まれ、ぶどうに力があるので、大胆な味わいのワインが多いのも特徴。

日本のワインも最近は力をつけてきました。選んだ講師の個性が光る面白い2本をご紹介しています。

購入価格や購入可能なお店も教えてもらったので、参考にしてください。きっとあなたにピッタリの1本がみつかりますよ。


目次

 

<カリフォルニア>

#1THREE Field Blend "Old Vines" (スリー フィールド・ブレンド オールド・ヴァインズ)

#2 Stonehedge MERITAGE RED CALIFORNIA (ストーンヘッジ メリタージュ 赤 カリフォルニア)

<オーストラリア>

#3. Vinteloper Park Wine Red(ヴィンテロパー パーク・ワイン レッド)

<チリ>

#4. TERRA MATER VINEYARD RESERVE (テラ・マター ヴィンヤード・リザーヴ) 

<南アフリカ>

#5. Glenelly Estate Reserve Red (グレネリーエステートリザーブレッド)

<日本>

#6. 塩山洋酒醸造 ベリーアリカント 

#7.ルミエール 石蔵和飲







カリフォルニア



#1THREE Field Blend "Old Vines" (スリー フィールド・ブレンド オールド・ヴァインズ)

ぶどう品種:カリニャン57.2%、マタロ20.8%、ジンファンデル10%、プティット・シラー9.3%、アリカンテ・ブーシェ2.7%
生産地:コントラ・コスタ・カウンティ カリフォルニア州
購入可能なお店:布袋ワインズ、トスカニーなど
価格(参考):3,300円


<オススメ理由>
推薦理由:

1.スリーというワイナリー名が、「天・地・人」というワイン作りの要素を掲げている点でワインメーカーの意思が強く感じられる点

2.樹齢100年以上の古木ブドウが、アメリカ カリフォルニアのブドウづくりの歴史を思い巡らさせてくれる

3 通常の製法のように品種それぞれのブドウを発酵後にブレンドするのではなく、畑からの収穫時点から多品種ブドウがブレンドされるという興味深い珍しい仕立て

4.ワイルドなブドウ構成でありながら、最終的にワインになれば黒系ベリーやヴァニラの樽香に土やコーヒーの風味など、複雑かつ調和の取れた味わいに仕上がっているギャップの面白さ

以上、ワインのストーリーが興味深い上に非常に美味しいワインだと思っています。

伊藤章一/自営業

#2 Stonehedge MERITAGE RED CALIFORNIA (ストーンヘッジ メリタージュ 赤 カリフォルニア)

ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン40%、メルロ38%、シラー14%、プティ・ヴェルド5%、マルベック3%
生産地:ナパヴァレー カリフォルニア州
購入可能なお店:ヴィノスやまざき
価格(参考):2,980円(税抜)


<オススメ理由>
バランスのとれたコクの有るフルボディ 赤好きには推奨します
板倉秀夫/フリーランス


オーストラリア



#3. Vinteloper Park Wine Red(ヴィンテロパー パーク・ワイン レッド

ぶどう品種:グルナッシュ 100%
生産地域: サウスオーストラリア州
購入可能なお店:モトックス
価格(参考):3,150円(税抜)


<オススメ理由>

チルド・レッド専用に造られた赤ワイン、「チルド・レッド」?海外で赤ワインを冷やして飲むスタイルが広がっていて、特にオーストラリアやニュージーランドで新たな赤ワインのスタイルとして定着しているそうです。これなら夏の暑い時期も暖かい部屋でお鍋を食べながらでも楽しめます。おすすめ通り、冷蔵庫で冷やしてみました。甘酸っぱい果実とスパイスのニュアンスが感じられ、冷やすことでスイスイと飲めます。

「規定外の発想で生まれるHighクオリティな自然派ワイン」を謳う生産者、ナチュール系が好きなのでそんなところにも興味をそそられました。個性的なラベルは、醸造家の奥様が手掛けられているそうです。キンキンに冷えたところからだんだんとワインの温度が上がりながら、生産者に思いを馳せることのできるワインです。新たな赤ワインの楽しみ方を知ることができました。

星野弘恵/会社員





チリ




#4. TERRA MATER VINEYARD RESERVE (テラ・マター ヴィンヤード・リザーヴ)

ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン主体
生産地域:マイポ
購入可能なお店:ヴィノスやまさき
価格(参考):1,518円(税込)


<オススメ理由>

豊かな果実味とスパイシーさがあり、飲みごたえのあるカベルネ。お手頃価格でありながら、クオリティが高く、普段の食卓にも合わせやすいワインです。

(匿名希望)


南アフリカ


#5. Glenelly Estate Reserve Red (グレネリーエステートリザーブレッド)

ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン47%、メルロ23%、シラーズ15%、カベルネ・フラン11%、プティ・ヴェルド4%
生産地域: ステレンボッシュ
購入可能なお店:酒屋のみのりな
価格(参考):3,124円(税込)

<オススメ理由>
人気のボルドーブレンドのワインをベースに南アフリカらしいシラーズの混醸でスパイシーさとエネルギッシュなパワーを兼ね備えた絶妙な赤ワインを作り上げています。

生産者はなんと元ボルドー・ポイヤックのメドック2級格付け、シャトー・ピション・コンテス・ド・ラランドの元オーナーです。

南アフリカのあまりにも素晴らしいテロワールにほれ込み名門ピションを手放してまで移住し作り上げた逸品で、フランスのエスプリと

南アフリカのポテンシャルが融合した世界最強レベルのコスパをほこる赤ワインです。

(長谷川展史/酒販店勤務)



日本



#6. 塩山洋酒醸造 ベリーアリカント

ぶどう品種:ベーリーアリカント(ベーリー☓アリカントブスケー;皮の中の果肉まで黒いという珍しい品種です。)
生産地域: 山梨
購入可能なお店:山梨県内でしたら、通常のお酒屋さんで手に入ると思います。
価格(参考):2,310円(税込)
<オススメ理由>
この金額とは思えない、クオリティです。

ラベルはレトロ感満載ですが、ギャップがまた良いです。

色は黒く、香りは華やかというより、落ち着いた黒い果実を思わせる印象で、口に含むと、凝縮感のある重厚な黒系の果実味が口いっぱいに広がります。

ビターチョコのような風味と、ほのかに黒糖のような甘さやコクを感じさせる濃いめの赤ワインです。

通常は色を濃くする為など、ブレンドで使用される事が多い品種となりますので当品は希少です。

マスカット・ベーリーAやブラック・クイーンを生み出した川上善兵衛が交配し、1923年に生まれた品種です。MBAより早く誕生した品種です。

塩山洋酒醸造さんは、甲州がとても優れているワイナリーさんです。クリーンでとても口当たりの良い秀逸なワインを造られますので、信頼度は抜群です。

深澤麻実子/会社勤務

#7.ルミエール 石蔵和飲

ぶどう品種:マスカット・ベーリーA
生産地域:山梨 
購入可能なお店:株式会社ルミエールのオンラインショップ
価格(参考):2,420円(税込み)

<オススメ理由>
私は、マスカット・ベーリーA は通常はあまり好んで飲まないのですが、このワインは日常のごはん(夕食)にも合うと思うから。

山梨県産のマスカット・ベーリーAを石蔵発酵槽で発酵した丁寧な造りの限定ワインであること。2022年は限定10,560本。

ルミエールの石蔵発酵槽は、1901年に花崗岩で造った、国の登録有形文化財と日本遺産に指定されている歴史的な醸造設備であること。

(樋口ゆみこ/ワインセミナー講師)

 
 
 

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