私がワインの世界に入るきっかけとなった、大好きな「南カリフォルニア」のワイン。さらに、ここ最近の3年間、実際に住んでみてその意外な魅力に気づいた「アメリカ南部」のワイン。今回は、これら二つの地域のワインを飲み比べるワイン会を開催しました。
ノースカロライナ州のワインとは?
今回、アメリカ南部から選んだのは「ノースカロライナ州のワイン」。南カリフォルニアのワインと比較しながら、その特徴を堪能しました。
ノースカロライナ州のワインは、あまり馴染みがない方も多いかもしれませんが、実はアメリカで初めてワイン用のぶどうが栽培された場所でもあるんです。南北戦争の頃までは、アメリカでワイン生産量が1位だったこともあり、現在もエンターテイメント性の高いワイナリーが多く、観光客にも人気のある地域です。
スカパノン – ノースカロライナ州の「州のぶどう」
ノースカロライナ州の「州のぶどう」は、スカパノンという北米品種のぶどうです。このぶどうは糖分が高く、力強い風味を持ち、スカパノンを使った香り高い甘口ワインが生まれます。

世界で最も樹齢の長いぶどうの木
面白いことに、世界で最も樹齢の長いぶどうの木がノースカロライナ州にあり、その木からは現在でもワインが生産されているんです。驚きですよね。

ワイン会の様子
この日のワイン会には、定員いっぱいの20名の方々がご参加くださいました。

まずは私から、ノースカロライナ州のワインの魅力についてお話させていただき、その後、スカパノンの甘口ワインで乾杯しました。

料理は、ノースカロライナ州の名物料理を提供。プルドポーク、コールスロー、コーンブレ
ッドといった地元の味を楽しんでいただきました。

その後は、カリフォルニア式に気軽にワインを片手に懇親会を開催。赤ワイン7本、白ワイン6本など、計13本のワインをみなさんで楽しみました。


ワイングラスのこだわり
さらに、ワインの香りや味わいを最大限に引き出す「ガブリエルグラス」の輸入販売をされている方も参加され、ワイングラスについての興味深いお話も伺うことができました。ワインをより深く楽しむためのヒントを得られる貴重な時間でした。

参加者との記念撮影
最後は、参加者全員で記念撮影。みなさんの素敵な笑顔が印象的でした。
ワインは人と人を繋ぐ不思議な飲み物。今回もたくさんの方々とお知り合いになれました。

次回予告!
「アメリカ南部」と「南カリフォルニア」ワインの飲み比べ大会は、シリーズ化していく予定です。ゆったりした時間の流れの中で、優雅にワインを楽しむアメリカ南部独特のワインライフを皆様にご紹介していきたいと思います。
次回はジョージア州のワインを取り上げる予定ですので、どうぞご期待ください!
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